顎折り体験記 Vol3
下顎骨骨折者の、下顎骨骨折予備軍の皆様に伝えたいこと3回目
生きてりゃそりゃ、顎くらい折るよ。
顎を折ったことがない皆様にクッキングパパから、素敵な思い出のプレゼント。つまり、下顎骨骨折を折ったときのライフハックというわけ。というか、つらつら書くから勝手に学んでいってくれ。お金の話も事細かに教えてあげよう。
今回は手術を終えてから退院するまでの話。最下部で入院費について書いてます。
あとちょっと汚い写真があります。
I was in hospital about 7 months 顎.(Twice)
手術後、いろいろあったが一番大きな違いはパンッパンに顎が腫れた。顎がっていうか顔が腫れた、もうそりゃ腫れた。
そして、顎が固定されたことだ。その時の写真がコレ。
手術後、顎が痛すぎて髭も剃れない。やはり身体を切っているので腫れているのだろう。そして、怠い。熱が出ていた。ちなみにこんな口してても、タバコは吸えます。もちろん吸っちゃいけないんだろうけど、いうまでもなくできる・できないの話です。
手術後、本当にすることのない状態は変わらず続く。
変わったのは、定期的に点滴を刺されることと、身体が怠いことだ。何度も水枕を要求した。
あと、顎が痛い。痛み止めを何度も飲んだ。この口の金具が痛いのなんの。心が苦痛を感じていた毎日は、本当に苦痛の毎日になった。
クチャラーはどこにでも潜んでいる。
ガッチガチに固定されているので病院食も変わった。いままでは、細かく刻んだ病院食だったのが、完全に汁になった。
文字通り味気ない食事。周りの咀嚼音が憎い。さっと飲んで終わり。当然お腹はずっとすいたままだ。それなのに深夜の大食い番組などを見ていた。何か心が病んでいたと思う。
心のつらさは広がるばかり
さらに不快なのは歯も磨きにくい、ゴムがガシガシひっかかる。口内は全く洗えない、本当に不快だった。さらにタバコの匂いがして、本当に不快だった。だけど、僕は今も元気にタバコを吸っています。元気です。
毎日本当に寝てばかりいた、腫れも少し引いてきて*1久しぶりに風呂に入れたときは本当に気持ちがよかった。夏場に風呂入れないのは最悪だ。ただ、持ってきた着替えが少なく、汗臭いパジャマをずっと来ていた。友人(犯人)にインナーなどを買ってきてもらわなかったらやばかった。お前ら友達は大事にしろよ。
そんなこんなで恋愛イベントも何もなく、たくさん持ってきた本も少ししか読まず無事退院となった。
ここから七夕までこの顎の固定が外れないと聞いたときはブチぎれそうになった。ただ、何もない日常から解放されるだけでもうれしかった。たったの1週間だったが、やはり入院は辛かった。
さようなら、一週間の我が家。
ここで気になる入院費!
包括入院料:88.671円(29557点)
手術代とか合わせた総額:254350円
このお金は、のちに高額医療費控除で大半戻ってきます。入院前に余裕がある人は先に高額医療費控除の申請とかしておけば、確か7,8万円払って終わりになったかと思います。
*1:完全に腫れが引いたのはこれから三か月後